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SNS運用代行の費用相場|公開料金表30件の集計と、写真は誰が撮るか

書き手 株式会社リスト(タイムリー運営) 公開日 情報の確認日

この記事は、SNSの運用を外に頼みたいお店・会社の方向けです。運用代行の仕事を探している方向けの内容ではありません。

SNS運用代行の費用は、どこまで任せるかで大きく開きます。当社が料金を公開している代行会社20社の料金ページを集計したところ、いちばん安いプランの月額は4.5万円から50万円まで開きがあり、真ん中の値(中央値)は20万円でした。スキルマーケットの個人の出品10件は、0.5万円から6万円(中央値2.25万円)でした。差を生むものの1つが、写真や動画を誰が撮るかです。

集計の対象 件数 月額の幅 真ん中の値(中央値) 4分の1〜4分の3の範囲
代行会社(いちばん安いプラン) 20社 4.5万〜50万円 20万円 10万〜30万円
個人の出品(スキルマーケット) 10件 0.5万〜6万円 2.25万円 約1.6万〜3万円

集計:株式会社リスト(タイムリー運営)。2026年10月10日に各社の公式の料金ページを開いて記録しました。集め方と注意点は下の章に書いています。

SNS運用代行とは|「作業の代行」と「運用の代行」

SNSの運用は、企画する→写真や動画を用意する→投稿を作る→公開する→コメントやDMに応える→数字を見て次を決める、の繰り返しです。SNS運用代行は、このうちの一部か全部を外の会社や個人に任せるサービスです。

ひとくちに代行と言っても、任せる範囲は大きく3段階に分かれます。

段階 代行が引き受けること お店が用意するもの
投稿の作業だけ お店から届いた写真と文章を投稿する 写真・文章
投稿づくりまで 投稿文や画像を作って投稿する 写真(素材)・内容の確認
企画・撮影・分析まで 方針づくり・撮影・投稿・分析と報告 撮影日の段取り・内容の確認・方針の判断

費用相場|公開されている料金表を集計した

検索結果の要約や解説記事には「月5万〜50万円」といった相場が書かれていますが、何を集めた数字なのかが書かれていないことがほとんどです。そこで当社は、料金を公式サイトに載せている代行会社の料金ページを実際に開いて、同じ項目で記録しました。

集め方

  • 対象:Instagramを中心に、お店や中小企業向けにSNS運用代行を提供していて、公式サイトに月額を載せている代行会社20社と、スキルマーケット(ココナラ8件・ランサーズ2件)の出品10件
  • 記録した日:2026年10月10日
  • 1社につき、いちばん安いプラン(助言だけで投稿の作成や作業を含まないプランは除く)の月額で集計
  • 料金の記載が見つからない・画像で読めない・時間制などの29社は集計から除いた

注意点が3つあります。

  1. 料金を公開している会社に偏っています。 料金を「お問い合わせ」としている会社は入っていません。
  2. 会社20社のうち11社は「20万円〜」のような下限の表示です。実際の見積もりは、これより上がることがあります。
  3. 税込か税別かが書かれていない料金があり、そのまま集計しました(税別と明記されていたのは20社中11社)。

撮影を含むかどうかで、月額はどう変わるか

撮影の扱いが料金ページに書かれていたプランを、「撮影を含む」と「撮影を含まない」に分けました(1社が両方のプランを出している場合は両方を数えています)。

撮影の扱い(代行会社) プランの数 月額の中央値
撮影を含む 7 29.8万円
撮影を含まない(別料金・素材はお店が用意) 8 16.5万円

撮影を含むプランのほうが、中央値で13万円ほど高くなりました。ただし、撮影を含むプランでも撮影は月1回までとしている会社が多く、2回目以降は1回ごとに別料金という会社もありました。撮影には担当者がお店に来る必要があるので、来てもらう回数が費用を決めると考えると分かりやすくなります。

初期費用と最低契約期間

項目 集計の結果(代行会社20社)
初期費用 金額の記載がある13社のうち、0円が3社。有料の10社の中央値は17.5万円
最低契約期間 6か月が8社、3か月が4社、4か月が1社、12か月が1社、なしが1社、記載なしが5社

月額だけで比べると、初期費用と契約期間を見落とします。たとえば月10万円・初期費用10万円・最低6か月なら、やめられるまでに最低70万円かかります。個人の出品は、1か月単位で頼めるものが10件中6件でした。

見積もりで必ず確かめる5項目

  1. 月の投稿本数と、投稿するSNSの数
  2. 撮影の回数と場所(月何回まで含むか、追加はいくらか、交通費は別か)
  3. コメント・DMへの対応の範囲(含むか、別料金か、返信の最終判断は誰か)
  4. 最低契約期間と、解約を申し出る期限
  5. アカウントの名義と、代行会社の入り方(下の章)

外注してもお店に残る仕事

代行に任せても、お店にしかできない仕事が残ります。

仕事 代行に任せられるか お店に残る部分
企画(誰に何を見せるか) 任せられる 方針の確認、お店の強みを伝えること
撮影(写真・動画) 任せられるが、来てもらう必要がある 撮影日の段取り、写る人の同意
投稿文・画像の作成 任せられる 価格・営業時間・メニューなどの事実の確認
投稿の作業(予約・公開) 任せられる ほぼなし
コメント・DMの対応 範囲による(別料金のことが多い) 予約やクレームへの最終判断
分析・報告 任せられる 数字を見て次の手を決めること

特に、写っている人の同意と、価格や営業時間などの事実の確認は、お店の情報なので代行会社だけでは決められません。

代行をやめた後に何が残るか|アカウントの名義と入り方

今回集計した30件のうち、アカウントを誰の名義にするかを料金ページに書いていたものは0件でした。ログインの方法や既存アカウントの引き継ぎに触れていたのは4件で、そのうち2件はIDとパスワードを共有する形でした。

代行を頼むときは、次の2つを先に決めておくと、やめるときに困りません。

  • アカウントはお店の名義で作る。 代行会社の名義で作ったアカウントは、やめるときにフォロワーごと引き取れない場合があります。
  • パスワードを渡さずに入ってもらう。 Instagramの共有アクセスか、Meta Business Suiteの権限で招待すれば、やめるときは権限を外すだけで済みます。Meta Business Suiteで投稿してもらうには、「全権限」か「コンテンツへのアクセス許可」が必要です(Metaの公式ヘルプ)。

具体的な招待と取り消しの手順は、インスタを複数人で管理する方法にまとめています。

代行が向いているお店

代行が向いているのは、たとえば次のようなお店です。

  • 企画・撮影・文章づくりまで丸ごと任せたい
  • お店の中で写真を撮る人や時間がとれない
  • 月に十数万円以上をかけて、決まった本数をきちんと出したい

反対に、投稿が止まっている理由が「写真はあるのに、選んで文章をつけて投稿する人がいない」ことなら、代行に月20万円をかける前に、別の方法も比べてみる価値があります。

よくある質問

月1〜2万円で頼めるSNS運用代行はありますか?

今回の集計では、代行会社のいちばん安いプランは4.5万円でした。1〜2万円台は個人の出品に多く、内容は投稿の作業や作成が中心で、撮影を含むものは10件中1件(追加料金)だけでした。何本の投稿を、どの素材で作るのかを見積もりで確かめてください。

個人(フリーランス)と会社では何が違いますか?

今回の集計では、月額の中央値が会社20万円・個人2.25万円と大きく違いました。個人は1か月単位で頼めるものが多い一方、担当者が休んだときの代わりや、契約書・権限の管理の体制は、出品ごとに確かめる必要があります。どちらに頼む場合も、アカウントはお店の名義にしてください。

代行をやめたら、フォロワーや投稿は残りますか?

お店の名義のアカウントなら、フォロワーも投稿もお店に残ります。代行会社の名義で作ったアカウントは、引き継げるかを契約前に確かめてください。

写真は代行会社が撮ってくれますか?

撮影を含むプランはあります。ただし今回の集計では、撮影を含むプランの月額の中央値は29.8万円で、撮影は月1回までという会社が多くありました。日々の料理や店内の様子のような写真は、お店の人のスマホにしかないことがほとんどです。

外注・ツール・現場から集める仕組み|3つの選び方

SNSの投稿を続ける方法は、代行のほかにもあります。

方法 素材(写真) 投稿づくり 投稿の作業 月額の目安
運用代行 代行が撮る(月1回程度)か、お店が用意 代行 代行 集計の中央値20万円(会社)
予約投稿ツール お店 お店 ツールで予約 無料プランのあるものから月数万円のものまで
現場から写真を集めて配信する仕組み スタッフが日々撮る写真 スタッフのひとこと 自動で配信 当社のタイムリーは月1.5万円

そこで1つだけ考えてみてください。

代行会社に撮影まで頼むと、プロの写真が月に数回届きます。一方、お店では毎日、料理や店内やスタッフの写真がスマホに撮られては消えています。あなたのお店で、先月いちばん多く撮られた写真は、誰のスマホに残っていますか?

当社のタイムリーは、3つめの方法です。スタッフがお店専用のLINE公式アカウントに写真とひとことを送り、配信のタイミング(今すぐ配信/1時間後/3時間後/明日9時)をボタンで選びます。AIが写真を確認し、Instagram・X・Threads・Facebookと、Googleビジネスプロフィール(1日1件)へ配信します。

タイムリーは運用代行ではありません。企画・撮影・文章づくりはしません。 投稿の企画・撮影・文章作成まで丸ごと任せたいお店には、運用代行をおすすめします。AIの確認は投稿のリスクを減らすための補助で、法令や各SNSの規約に合っていることを保証するものではありません。TikTokへの配信は対応予定で、現在は使えません。

料金は月15,000円(税別)で、初期設定費は無料です。月60原稿までで、最低利用期間はありません。

出典一覧

料金の集計は、2026年10月10日に各社の公式の料金ページ(代行会社20社)とスキルマーケットの出品ページ(10件)を開き、月額・初期費用・撮影の扱い・最低契約期間・アカウントの記載を同じ項目で記録したものです。記事では事業者名を出していません。

  1. Metaビジネスヘルプセンター「デスクトップのMeta Business Suiteで投稿を作成・管理する」 使った箇所:代行会社に投稿してもらうには全権限かコンテンツへのアクセス許可が必要

タイムリーのご案内

スタッフのスマホにある写真を、投稿に回せるか確かめる

代行に任せるのが合うのか、日々の写真を集めて出す仕組みが合うのか。業種と今の体制をうかがって、一緒に確認します。

タイムリーは、スタッフがLINEに送った写真を確認して、Instagram・X・Threads・FacebookとGoogleビジネスプロフィールへ配信するサービスです。運用代行ではないため、企画・撮影・文章づくりはしません。月15,000円(税別)・初期設定費無料・最低利用期間なし。

ご相談だけでも費用はかかりません。TikTokへの配信は対応予定で、現在はご利用いただけません。

サービスの詳しい流れ: 使い方・利用者ガイド / 料金

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